誰でも、いつでも、気軽に来れる箱根の湯。でも、温泉施設は本格派です。
和風情緒たっぷりの温泉庭園には、変化に富んだ楽しい温泉がいっぱい!
ブクブクとした細かい泡がいっぱい。心地よい軽やかな刺激がお肌を活性化させ、温泉の効果といっしょになって、美しい素肌をつくる一助に。心身の疲れもいつのまにか湯煙の中に消えてゆきます。
数メートルの頭上から温泉が2本、細い滝のように流れています。下に座って、頭や肩、背中など、凝りや張りを覚えているところにお湯を当ててみてください。水圧の力で、ピンポイントのマッサージ効果を得ることができます。
お湯を取り込んで、噴射口から勢い良くブワー!適度な水圧と細やかな気泡が、身体を心地よくマッサージします。噴射口に身体を近づければ強く、離れれば弱くご自身でお好みに合わせて調節しながらお楽しみください。
家事や仕事でくるくると立ち働いている日常を忘れて、ここではのんびりと木の枕に頭を乗せて寝転がってください。泡立つ温泉が身体を包み、適度な刺激でマッサージ。しばらくすると、思わずウトウトするような気持ち良さ。極楽気分とはこれか!と、うなづくお風呂です。
木造のしつらえが落ち着いた雰囲気の内湯は、湯巡りのスタートや締めくくりにどうぞ。洗面台はシャワー付きで、シャンプーやリンス、ボディソープも備えていますから重宝します。
じっくりとお肌を磨いて、綺麗になってくださいね!
01 かけ湯は念入りに
かけ湯をしないで、いきなり熱いお湯の中に入ると、そのショックで血圧が急上昇してとても危険。つま先から腿、そして腹部へ、指先から腕、そして胸へという具合に、体の末端から上のほうへ順にお湯をかけていき、徐々に体をお湯の温度に慣らしていくのがコツです。
02 かぶり湯をおすすめ
入浴前のかけ湯で大切なのは、最後に頭にも十分お湯をかけること。10〜20杯のお湯をかぶっておくと、入浴時の温熱刺激への準備運動になり、湯から上がるときの立ちくらみも防ぐことができます。特に冬場や温度の高い温泉では、意識的にかぶり湯を励行してください。
03 半身浴からはじめましょう
かけ湯を終えたら静かに湯舟に入ります。まず体の半分の高さまでのお湯に入ると、体に無理がかかりません。これが半身浴と呼ばれる入り方。 半身浴は浅い分だけ水圧が低いので、当然心肺への負担が少なくなりますから、体が弱っている人には全身浴よりも半身浴をおすすめします。
04 入浴は小刻みに休みつつ
額に汗が吹き出たり、動悸が激しくなるなどの長湯は禁物です。ぬるい湯での半身浴や寝湯であれば長くても構いませんが、熱い湯での長湯はかえって体に毒。特に高齢者、高血圧、動脈硬化症、心臓病、脳血管障害の方は、血圧と心拍数が急上昇して血液も固まりやすくなるので非常に危険です。
05 上がったあとはシャワーは浴びずに休息を
温泉でもつい最後にシャワーを浴びてしまいます。でも肌についた温泉の薬効成分は、3時間程度は効果が持続中。肌の弱い方や強酸性泉のような刺激の強い温泉以外では、むしろシャワーで洗い流さないほうが効果的です。 上がったあとは、湯冷めをしないように体と髪をしっかり乾かしましょう。